負の感情_2

T野さんから電話がありました
手におえない状態になってしまってました
「こんな薬は飲みません」
「あんた殺そうとおもてるやろ」
「私をだまそうとしている」等々
私に対して
「あんたもあいつらのグルなんか」
「絶対に信じません」
「心からは信じませんけど口では信じると言っておきます」
電話を頂いてから自転車で駆けつけたのですが
手におえません
マイナスの感情が心を覆い尽くしているようです
何とか 何とか 同じ話をなんどもしまして
心落ち着くように努めます
秀子の口から出る言葉は
支離滅裂なる作話です
本人は一生懸命ですから
頭から否定しましても
事の解決には至りません
一生懸命話しをしまして
秀子の心の懐柔を試みますが
そう易々とは行きません
小一時間ほどあれこれ話をしまして
今川から頂いた心を落ち着ける薬を
飲ませまして 着替えをしてもらいます
少し落ち着いたのでしょうか
T野さんに促されてベッドに入ります


T野さんU元さんと少し話をしまして
謝辞を述べまして
そよ風を後にします
「話せば分かる」と言いますが
話しても分からない母親には
どのように接すればいいのでしょうか
これからこのようなことが増えるのだと思います


ちょっと切ない今日この頃