滞りなく終了したようです
秀子はといいますと
ライトアップされた大阪城には何の興味も示さず
眼前の料理と格闘しておったようです
今日 薬を持って行っておったのですが
私が居りました 1時間ほど意味不明発言に終始します
まったく何の話か分かりません
頷いたり 相槌を打ったり・・・・・
同じテーブルの方にご迷惑を掛けていることと思います
・・・・・・うーーーーん
天気が良かったので
陽に当たりに車椅子で近くの教会まで行きました
道中やはり意味不明発言をします
ベクトルは負の方向に向いています
「とにかく心配はない」
「あなたの周りに悪い人はいない」
「嫌な人もただ一人としていない」
「健康だから まだまだ達者に暮らすことが出来る」
「もちろん金銭的な不安もない」
「もし嫌なこと 不安なことがあれば
私が絶対に除去して差し上げる」等々
教会のエントランスで車いすに乗って
陽を浴びて眩しそうにしている90歳の秀子
彼女が自らの境遇を幸福であると感じてくれていることを
只々願う