盲亀の浮木

先日の奈良の写真を持ってそよ風に行ってました


秀子は寝ています
最近 テーブルや車椅子を手のひらでバンバン叩きます
結構うるさいようで同フロアの利用者の方や
下のフロアの方からの苦情が時折見られるそうです
何か言いたい事や不平不満があるのだと思うのですが
しっかりと言葉にする事が出来ません
M木さんはその都度々々対応をしますから
大丈夫ですよ と言ってくださいます
「・・・・・ 申し訳ありません・・・」
会話が成立しませんので
如何ともしがたく
斟酌・忖度するにしても限りがあります


秀子は孫夫婦の写真を認識する事が出来るのでしょうか
頭脳明晰の時に写真を差し出して聞いてやればいいのですが
それがいつなのか分かりません

盲亀の浮木・・・
その絶妙のタイミングが合うときはあるのか
その時に写真を差し出す”奇跡”を目指して・・・