レ・ミゼラブル LES MISERABLES

怒りと憎しみを糧に苦痛に満ちた重労働に耐えてきた男は己の人生を呪い、
神を恨みながら生き続ける。
夢破れ不幸のどん底に突き落とされた女は、
わずかな希望にすがりつく。
社会の最下層で暮らす人々は搾取され貧困にあえぎつつ、それでも“明日”を信じている。
そんな登場人物の願いがこもったメロディの数々は、直接心に届くほど優しく美しく切ない。
セリフはすべて歌、ダンスは一切なし。
映像と楽曲は、苦難、絶望、歓喜、そして愛を高らかに歌い上げ、
これほどまでに音楽は感情を揺さぶる力を持つと改めて実感した。
中略
19世紀フランスの街並みや衣装などのディテールはあくまでリアル、
その中で思いを歌にするどこか非現実的な設定なのに、
圧倒的にエモーショナルな波が押し寄せてくる。
魂が浄化されるような不思議な体験だった。


このインプレッションだけで泣けてくる

アン・ハサウエィ 熱唱 
普通の美人女優さんなんだけど
このクオリティを極々普通に出してくる
聞くと10年以上ボイストレーニング 歌唱トレーニングを
こなしているとの事
7kgの減量 当日は地毛をバッサリ
この辺りの必死具合がアメリカの強み