風が吹けは桶屋が儲かる





特定秘密保護法案への反対理由


羽田澄子・記録映画作家
 「平和憲法を変えようとしている安倍晋三首相は、この法案を通すことで、実質的に
平和憲法の精神を変える行動に出ていると思います。このような危ない法案には絶対反対です」


降旗康男・映画監督
 「だれでもテロリストに仕立てあげてしまう、与党幹事長の呟(つぶや)きは、法案が
権力のテロであるという正体を白日の下にさらしました。戦前、戦中の日本に戻らない
ように、ねばり強く抵抗していくほかありません」


大林宣彦 
「戦争に巻き込まれる可能性が少しでもあることは、なにがあっても避け
なくてはなりません。理屈抜きです。嫌です! 恐ろしいです!! 震えております!!!」


神山征二郎
 「この法案の行きつく先で、言論、文化、表現、個人の思想に口をはさみやすくする
というのは悪い企(たくら)みというものでしょう。止めていただきたい。
日本がつまらなくなります。戦争の痛みはまだ私の心の中に深く刻み込まれておりますから」


原田眞人
 「まったく民意が反映されない政策を推進する政府の裁量で、なんでもかんでも
特定秘密に指定される可能性大。公聴会を公然とセレモニー化したやり方にも憤りを
おぼえます。天保の改革以来の天下の悪法になるのでは……
表現の自由が制限されるのは間違いなし」


宮崎駿 
「東アジアの平和のために 日本は自由な国でいなければならない」


出目昌伸 
「映画は、人間の心の秘密に立ち入ります。そこに垣根をたてられては、迷惑!」


野上照代(元・黒澤映画スタッフ、「母べえ」原作者)
 「この扉を開けたら最後。すでに石破(自民党幹事長)はデモを『テロ』と言っているでは
ないか。若者は、スマホやオリンピックに眼を奪われて足元を見ていない。危ない、危ない」


ジェームス三木 
「正邪善悪を、国家権力が決めるというのは、民主主義に反する。
この国は大日本帝国に戻るつもりなのか」


白鳥あかね 
「戦争中、芋のつるしか食べられなかったひもじさは忘れられません。
二度と過ちを繰り返さないように!」


特定秘密保護法案が成立すると
どんな脈絡・道筋で日本国民は芋のつるしか食べられなくなるのだろうか
団塊世代以上の映画人は特にこの傾向が強い


WGIP(War Guilt Information Program)の弊害なのでしょうか
http://goo.gl/tXzk