黒い靴

黒い靴が一足だけあります
靴底が少し傷んでいるので
捨てようかと思っていました
幸代の母親があまり長くないのでは・・・
という状態でしたので
もう一度履きまして捨てようと思い
そのままにしてました
義母は奇跡的に死の淵から脱出を果たし
それなりに元気に過ごしています


それから3回その靴を履きまして
お通夜・お葬式に出席
4回目が秀子になるとは
夢にも思いませんでした


黒の靴を見る度に
その時のことを思い出します