メイウェザー vs 私

DAISOの2Fに平地でも足元のおぼつかない爺さんが

ショッピングカートを押しつつ

エスカレーターを降りようとしている

絶対に無謀

どう見ても無理

私がメイウェザーに殴りかかるくらい無謀

爺さんに「私がカートを持って降ります」

「爺さんは家内と降りてください」

爺さん「OK」

まず私が降りまして

降りてくる家内と爺さんを

私が下で待ち受けてまして

爺さんを抱きかかえるように着地

爺さんムチャが過ぎる

下手するとカートから手が離れて

カートが落下

最悪カートと爺さんが共に落下

結構な惨事になっていたかも

エレベータもあるんだから

爺さんムチャするなよ

 

【四六時中始終思案中な私】

 蔦の葉を切ろうか

ミキシンググラスを買おうか

どのPayTVと契約しようか

些末些少なことで悩む私

小心者で決断できないがこの身が憐れ

 

もはや酩酊

酩酊をExcuseに・・・!

姫が私にやさしい

実にKindness

姫母も私にやさしい

実にTenderness

その昔妻子に対し唾棄されても致し方ない

態度をとってしまった私に対し

皆やさしい

ありがたいと思う

還暦を少し過ぎ

自らの行いに思いを巡らすことがままある

とても褒められたことではないことばかり

恥じ入ることばかり

赤面汗顔の至り

蛇蝎の如き行状

なのに皆やさしい

最大の感謝は妻にある

出来の悪い私のそばにずっていてくれている

 

"不惑スクラム”でショーケン夏木マリに語ったセリフが

そのまま私である

https://www.nhk.or.jp/dodra/scrum/

私の出来の悪さが善き人を集めたのかもしれない

出来の悪さもたまには良いことをする

と馬鹿なことをのたまう

 

ショ「かあさん ありがとう」

夏木「あら突然どうしたんですか」

ショ「突然じゃない ずっと思っていた」

夏木「・・・・・」