Eye Bank

おそらく30年くらい前

アイバンクに登録しました

ほぼ時同じく腎臓バンクに登録

のちに腎臓移植カードを取得

たぶん全部◯

献体があればそこだけ☓

 

30年くらい前

深夜のドキュメンタリー番組で

レシピエントのおばさんのところに

角膜がやって来た

たしか68歳のおばさんだったと思う

角膜移植を受け初めて顔を見る

鏡に映る自分を見て

「私ってこんな顔だったんですね」

「始めて見ました」

このコメントで号泣

翌日アイバンクの登録をしました

 

それから30余年

どなた様にも必要なものを

差し上げることなくドナーにはなることは叶いませんでした

 

実に安っぽいヒューマニズムなのですが

その安っぽさが

いっそ清々しい

誰か私のブツを使ってくれればよかったのですが

なし得ることなく

残念!

実に残念!