天井を見ながらぼーっとしていた
辛いこともいくつかあったんだろうけど
あまり覚えていない
私自身大変幸せな時間を過ごしているんだということを再確認
その最大の功労者は家内である
倅一家も常にそこにいてくれる
孫たちは「グランパ グランパ」と慕ってくれている
私のがんを知っている友人数名が家を訪ねてくれる
孫の友だちがプールにやってきてはしゃいでいる
私はうれしそうにお母さんたちにカクテルを振る舞っている
人との比較ではなく
私の実感としての「しあわせ」がここにある
もちろん「死ななくってよかった」という現実
「あー よかった」