驕る平家は久しからず +++中国雑感

1989年に友人と4泊5日で上海に遊びに行きました
宿は上海シェラトンにしました
お決まりの和平飯店や上海雑技団に行きました
その頃の中国は日本人旅行者には
必ずガイド(公務員)が付きまして
あれこれお世話してくれます
その頃の上海はまだまだ貧しくて
嫌な思いをいくつもしました


帰国時ガイドのリンさんが
リ「10年後20年後もう一度上海に来てください」
リ「上海の発展を見に来てください」
私「そうですね もしかしたら日本に追い付いているかもしれませんね」
リ「そうなっているように頑張ります」
私は内心「追いつくわけがないやろ」と思い
私が生きているうちに中国がお金持ちになるなんて
夢にも思いませんでした


先日上海に一緒に行った友人に会いまして
その時の話をしました
私「一緒に謝りに行きましょうか 御見それしましたって」
友「事このことに関しては現実は見ない」
まさかクレジットカードの仕組みを理解することが出来なかった
中国人がここまでなるとは全く考えませんでした


シェラトンの最上階で中華料理を頂いた時に
支払いをクレジットカードでしたのですが
リンさんが「それは何?」と聞いてきましたので
2.30分かけて説明したのですが
リンさんは最後までクレジットカードが理解できませんでした
因みにリンさんは大卒のインテリです


09/24の日本政府の判断に
私は言葉にならない敗北感と喪失感と屈辱を
感じてしまいました
私は人種差別主義者ではありませんが
中国人から見下げて見られることを了とは考えることが出来ません


情けない国になってしまったものです