秀子を想い且つ憂う

そよ風は秀子にとっての終の棲家であると考えています
ターミナルケアという言葉は少し意味合いが違うかもしれませんが・・・
ほとんどの日本人が自宅ではなく
病院でその最期を迎えております
いつの頃からか病院は病気を治すところであり
人生を終えるところになってしまっています
人は自宅で最期を迎えることは無くなってしまいました
私の祖母は西宮の自宅で息を引き取りました が・・・


父も叔父も病院で亡くなっています
秀子は自らの希望を述べることなく
おそらく病院で
もしかしましたらそよ風で
その時を迎えることになるのだと思います


僭越ではありますが
秀子の事に想いを馳せますと
彼女に死への恐怖はないのではないかと推測します
老いてしまうことの功罪ではないでしょうか
お休みの日に陰気なことを書いてしましましたが
老いた母の事を思うと・・・・・


纏まりの無い駄文を書いてしまいました
秀子の事を考えますと
哀切の情を禁じえません