末路哀れは覚悟の上_1

三代目桂米朝

「芸人は、米一粒、釘一本もよう作らんくせに、

酒が良えの悪いのと言うて、

好きな芸をやって一生を送るもんやさかいに、

むさぼってはいかん。

ねうちは世間がきめてくれる。

ただ一生懸命に芸をみがく以外に、

世間へのお返しの途はない。

また、芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前やで」

 

分を弁える

分際を知る

 

この場において

役者・芸人の窮状を訴えてるって

一体どうなの

当たれば大儲けでしょ

外したからといって

世間に泣きつくなんて

恥を知れ!

と言いたい

ここで泣きつくのなら

地味な仕事に付きなさい

「末路哀れは覚悟の上」

噛み締めましょうよ