末路哀れは覚悟の上_2

暴論を言ってしまおう

米の一粒

釘の一本

鰯の一匹

これらを提供できない仕事は

いらない仕事なんだと思う

「世の為になる」これが重要であり唯一の価値

歌?お芝居?

ご冗談でしょ!

人が生きていく上で原初的に必要なもの

それを生み出す仕事が尊い

更に言うとそうでない仕事はいらないんですよ

そのような仕事についている人間は

泣き言を言うな

「末路哀れは覚悟の上」

この覚悟を持ちましょうよ

 

無駄に発展発達してしまった

この国において無駄を排除する

いるいらないを選別する

良い機会かもしれない

分を弁えよう

分際を知ろう

今回のことで網から落ちてしまった

救済の手がやってこなかった仕事はいらない仕事なんですよ

余裕があるから存在していたんですよ

 

畢竟

要不要の線引が行われたのかもしれない

 

ここもと芝居・役者関係の人が

窮状を訴えていることに対して

なんとも言えない違和感を感じた

三代目桂米朝さんが言ったといわれる

「芸人は、米一粒、釘一本もよう作らんくせに、

酒が良えの悪いのと言うて、

好きな芸をやって一生を送るもんやさかいに、

むさぼってはいかん。

ねうちは世間がきめてくれる。

ただ一生懸命に芸をみがく以外に、

世間へのお返しの途はない。

また、芸人になった以上、末路哀れは覚悟の前やで」

この言葉の意味を噛みしめてほしいと思う