所有と拒絶

私の敬愛する五味康祐氏ははその著書で

「私は中期以降のカラヤンのレコードを一枚たりとも持っていない」

「前期から中期のレコードは全て持っている」

「私の誇りは中期以降のレコードが皆無であるということです」

「中期以降の堕落したカラヤンは自らの誇りを毀損している」

「所有することに価値はない 拒絶にこそ価値がある その人の真価が現れる」

私は一点だけショーメを持っている

これは売り場のタカダさんがよくしてくれたのでつい買ってしまった

タカダさんのそのホスピタリティに免じて許してほしいと思っている